大島鳥獣店で買ってもらった赤い服（100円）を着て食卓椅子の上にちょっとおすましの顔で座っています（右の写真）5月11日（月）
午前中、大島鳥獣店にルナの移動用ペットキャリーを買いに行く。そして多少気になることを尋ね助言をもらった。生後3ヶ月を過ぎたところ。しつけなど、今からきちんとしておかないと後々困ることがあってはいけないと少々気がかりなこともある。まだ小さいせいもあるがやたらと物を噛む。犬用の噛むおもちゃもあるが、それ以外にケージの床に敷いてある保温用のプレートのコードを噛むのが面白いらしい。成長した時に人を噛むようになっていては困る。噛んでもいい物といけない物との区別ができるようにしなくてはいけない。そんな時の対処の仕方を聞いて少し安堵し家に帰った。
明日はシャンプーと3回目のワクチン注射をしてもらいに行く予定。キャリーケースに入れて連れて行くのだが、このケースの中に素直に入ってくれるだろうか？夕方、夫が時間をかけ遊びながらレナが自分からケースに入っていくよう餌を利用し何度も誘導してみた。練習の甲斐もありそのうち自分から入ることを覚えひとまずほっとする。
5月12日（火）
初めてのシャンプーと3回目のワクチン注射を受けるため午後1時ごろ家を出た。ルナはキャリーの中。夫に下げてもらいルナの生まれ故郷である大島鳥獣店に向かって歩いたが、家を出た途端にかごの中でルナがガタガタ振るえ始めた。その振るえがお店に近づくにつれ徐々におさまっていった。生まれ故郷のお店を覚えていたのだろうか。
シャンプーをして少ししたら注射、2時少し前までに戻ってきてくださいといわれ近くのお店に買い物に行った。1時40分ごろ戻ると「この子ちょっと熱いんじゃない」とお店の人に言われ、体温を測ってみると39,2度あった。一日のうち一番暑い1時過ぎに30分歩いてきたので、熱中症になったのかもしれないとその日のワクチンは中止となった。このまま家に連れて帰っては心配だろうから今日はお店に泊まって行きなさいと言われ、大島さんで1泊していくことになった。ちなみに犬の体温の計り方は、人と同じ体温計をラップで巻きお尻の穴から差し込む。体温計のメモリは私たちにはちょっと無理？
夕方大島鳥獣店から電話があった。ルナは元気でいると知らせてくれ、明日熱が下がっていたら注射をしましょうということになった。久しぶりにルナのいない一夜、ちょっと淋しいやらほっと一息つくやら何か複雑な気持ち。
5月13日（水）
1時半から2時まで獣医さんがお店に来てくれている。その間に、予防接種など注射の必要な犬は飼い主が連れていって処置をしてもらう。その時には飼い主は付き添わなくてはいけない。ルナを迎えに行くために午後1時ごろ家を出た。今日も暑かったが、風があり昨日よりは少し楽なような気がした。
体温を測ったら38,5度、犬の平均体温は人間より2度ほど高いらしい。夫に抱かれ首の後ろ辺りに注射、キャンと一言泣いたらしいが私には聞こえなかった。まだ10日ほどは外へ出られないが、外出ができるようになった時のためにフィラリア予防の薬と首輪とひもを買い求めた。暑い中を歩いて帰るとまた熱が出ては大変と、今日は店長さんが家まで車で送ってくれ助かった。
家に着くとルナはケージに自分から飛び込んでいった。一日留守にしたがどうやらちゃんと覚えていたらしい。
5月14日（木）
昨日から赤い首輪をつけてあげた。何だか気になるようで後ろ足で首の辺りを何度も引っかくようにしている。眠れないといけないので夕べははずしてあげたが、慣れないといけないので朝になってまた首輪をつけた。後ろ足で「かいかいかい」というようにかく様子が何とも可愛いというかかわいそうというか、でも外に出られるようになった時のために今から慣れておかないといけないし…。
昨日までと違って今朝はかなり涼しい。昼間もじっとしていると人間でもこ寒いくらいだ。ルナが何だか元気がない。注射のせいだろうか、それとも気温の変化が激しく体温調節がうまくいかないのだろうか。ケージの隅でじっとしていることが多い。元気な時ケージの中を走り回っていた時とはまるで違う。病気でなければいいのだが…。
5月22日（金）
3回目のワクチンをすませてもうすぐ10日。次の日曜には少しずつ外に出してみようということになった。夏に向かうのでフィラリアの予防をしなくてはいけない。月に一度、予防のための錠剤の服用を開始する。今日その薬の1回目をを飲ませた。
5月24日（日）
夫も私も午後から外出するので、午前中に始めてルナのお庭デビューをした。首輪に紐をつけて夫に抱かれ玄関を出た。身体が振るえて、初めは下におろすどころではなかった。丁度お隣の奥さんが外に出てきてルナを見つけて近づいてきた。その時一端震えが止まったと思ったがまもなくまた震えだした。
しばらくしたら震えも治まった。狭い庭をあちこち動き周り、落ちていたきんかんの実を見つけ転がるのを追いかけたり葉っぱで遊び始めた。
5月26日（火）
私の子育ての失敗かなぁと悔やむ時がある。家を留守にしていても、泣き騒ぐこともなくいい子で留守番はしているのだが、それなのにケージが置いてあるところから私の姿は見えているはずなのに、私がケージから離れるとワンワンと何度も呼ぶ。私にはルナの様子が見えないので、どうしたのかなぁとケージの近くに行くと満足そうにしている。
この頃は、何度もワンワンと呼ぶのでそばに行くと奥に逃げていく。なあんだ 用じゃないのかと離れると、またケージの入口にきてワンワンと呼ぶ。その繰り返しで、まるでこちらの方が遊ばれているみたい。ふざけるようになったんだよと夫。
やけに甘えたり泣いたり、お腹もすいていないようだし？と思ったらケージの隅っこで寝始めている。
なんだ！眠くてぐずっていたのかと本当に人間の子と同じ。食欲があって、ケージの中を飛び回っている時は一安心だけど、食欲がなくてすみっこでおとなしくしているとどこか具合でも悪いのだろうかと心配になる。
今日明日は夫は京都に出かけて留守。夜になってもお父さんが帰ってこないので不安なのか？いつもより食欲はないし、私に甘えて離れてくれない。膝の上に乗って私の手を嘗め回したり、エプロンの絵柄をかじったりして膝から下りようとしない。
家の中ではまだケージの中か膝の上だけ、床にも下りていない。まだ一人で床に下りてはいけないと思っているようだ。初めの頃は膝から滑り落ちるとびっくり、あわてて這い上がっていた。
最近は膝から床に向かってそっと手を延ばし床に下りようとする。あちこち探検したくなったようだ。私が「あーっ、ルナちゃあん！」っていうと、やっぱり叱られたかとびっくりして戻ってくる。
5月28日（木）
4時には夫は楽器の練習に出かけるというので、その前に近くの公園まで散歩に連れて行こうということになった。だが、まだそこまで歩かせていくのは無理。郵便ポストに寄った後、その帰り道遊ばせるのにいい公園はないかと探したが適当な場所が見つからなかった。知らない道を歩いて初めはガタガタ震えていたが、だんだんそれもなくなった。
家の近くのどんぐり広場に寄って見たがひとっこ一人いない。以前は午後の時間であれば子どもの声が絶えなかったところだったのに。ベンチに座ってルナを砂地に下ろした。くんくんとあたりのにおいを嗅いでいた。雨も落ちてきそうだったので早めに家に戻った。
5月31日（日）
戸外に出るときはまだ玄関前、狭い庭の中をあちこちするだけだったが、家の前の道に出て少しの距離だが行動範囲が広がった。通りかかる人を見てワンと泣く。人に出会うことがなかったので人見知りなのか。気が小さく初めて出会う人に対しては吠えて防衛するのかもしれない。
6月2日（火）
最近家の前の道路に出て走り回るようになった。夫はリードを持ってその勢いについていくのが大変だとか。歩き始めの子どもがとにかく歩くのが嬉しくて仕方がないという感じかもしれない。飼い主と犬、主従関係を自覚させないといけないといわれる。犬に引っ張られないよう、人間が犬の後からついて歩くのではなく人の後に犬がついて歩くようにしなくてはいけないのだそうだ。そんな練習もしなくてはいけないのだろう。
午後から電気屋さんが来た。地デジの関係で屋根の上のアンテナを見てもらうためだ。家の中に入ってくる初めての来客におびえたのか、何度もワンワンと泣く。大丈夫だからと言い聞かせてもなかなか震えが止まらない。もっと人に慣れさせなくてはいけないと改めて強く感じた。
6月3日（水）
今日は夫が1泊の用で東京へ行く。朝8時少し前に家を出た。仕事をしていた時は朝7時には家を出ていたが、その時と同じ5時のニュースが終わると布団を出た。朝食が済んでルナに朝のミルクを与えると、6時半ごろには散歩に誘い出した。ルナの散歩があるので早く起きたのだろうか。
散歩から帰るとお腹がすくのか朝ごはんをよく食べる。夫が家を出るころにはもう眠くなったようだ。外に散歩に出るようになってから、朝ごはんの後はいつもよく眠る。途中で目を覚まし入口までのそのそと歩いて来ることはあるがまた指定席に戻り寝始める。その繰り返しで午前中は、午後2時ごろまでほとんど眠っていた。
2時半を少し過ぎてからルナと散歩に出た。今日は玄関を出るとすぐ公園に向かった。多少抵抗はしたものの、公園まで歩き続けられた。公園には誰一人いなかった。草の中で少し遊んだ後、入ったところとは反対側の南側の道路に出て、行きとは反対側を回って帰りもずっと歩きとおして家に帰った。私とこれだけの距離を歩いたのは初めてのことだった。
6月8日（月）
最近ルナが甘えた声を出して膝の上に上がりたがる。今日も甘え声でケージの入口で呼んでいる。しかたないので膝の上にのせてパソコンのメールチェックをする。本当は膝からカーペットに下りてあちこち歩き回って遊びたいのだろう。すると、いつのまにか膝から下りてかばんのひもに必死になってくいつき引っ張ったりしている。
6月11日（木）
最初が肝心、毎日ルナのしつけで大変。可愛がってあげなきゃいけないし、かといって甘やかしてもいけない。ケージの入口から私に向かっていつまでも甘え声を出す。
「だめでしょ！おりこうにしておやすみなさい」って言い聞かせるようにしたら、諦めたのかケージの奥に引っ込んでしまった。
しばらくして夫が覗きにいったらウンチをしていた。泣いていたのは、ウンチをしたと教えていたのかもしれない。すぐに気付いてやれずにごめんね。
大島鳥獣店で買ってもらった赤い服（100円）を着て食卓椅子の上にちょっとおすましの顔で座っています（右の写真）
ぬいぐるみの白い猫のノンタン、ルナの大好きなお友達です（左の写真）
寝るときはいつもノンタンと一緒。
ノンタンを枕にしてケージの中で寝るルナ
ケージの中を掃除してもらっている間、ダンボールの箱の中にふとんを敷いてもらって、掃除が終わるまでいい子で待っています（右の写真）
ケージの中で、百均で買ってもらった水色のゴムボールで遊んでいるルナ（左の写真）
赤い服を着て庭をあちこち散策、はっぱや金柑の実で遊ぶのが面白い！（右の写真）
ボールの形をした大好きなかごのおもちゃで遊ぶルナ（左の写真）
頭の上のかごに向かって飛び上がり、２足で立ちちんちんも上手にします（右の写真）